横浜銀蠅とスネークマン・ショー

小郷さん　今晩は。
新婚早々　お仕事お疲れ様です。
人妻になられてより一層御美しくなられましたね。
御主人から心も体も愛されているのですね。

さて、横浜銀蝿を初めてテレビで見た時、隣に居た親父が
「また変な奴らが出て来たな　００が真似する」と
怖い顔をしていました。
杉本哲太や嶋大輔は彼らの弟分、妹分に岩井小百合が居ましたね。
「ツッパリ」全盛時代を「なめ猫」とともに象徴する人たちですね。

スネーク・マンショーは放送作家の桑原茂一とＤＪの小林克也が
昭和５５年に結成したユニットで、翌年、現在は俳優として
地位を築いた伊武雅刀が参加し、アルファレコードからレコードを発売。
当時、アルファの稼ぎ頭「ＹＭＯ」のアルバムに参加したり
シーナ＆ザ・ロケッツが彼らのアルバムに参加、共演する事も多かった。
徹底的に反権力・風刺にエロやナンセンスを取り入れ
殆どの音源は放送禁止となった。
後にメンバー間の仲違いにより自然消滅している。

よって、我が家で横浜銀蝿とスネークマン・ショーを聞く事は
禁止になりました。
スネークマン・ショーに関しては「こういうのは大人になってから聴きななさい」と
同級生の佐藤君から借りたテープを没収されました。

♪どんぐりころころ　良い気持ち　♪が親父の逆鱗に触れたようです。

横浜銀蝿は夜中、こっそり車庫に侵入し、親父の車の中で
聴いていました。

翌日　バッテリー上がりで出勤できない親父に
知らぬ存ぜぬを通したのは今謝ります。

横浜銀蝿はチャック・ベリーのロックンロールスタイルですが
当時からあまり垢ぬけない印象でしたが
こういう曲があるから面白くて、家の中では聞けなかったのです。

リーゼントに憧れましたが、校則で男子は全員丸刈り
女子はパイパンだったかな？




当時、社会問題にもなったビニール袋に入って
販売されたエッチな本をビニ本と称してました。
中学のキャンプで、テントの中で皆とテントを張り
同級生の女の子たちと一緒に見たのは懐かしい思いで。
その後台風で全部のテントが飛んでいき、山小屋に雑魚寝して
避難して一夜を明かしました。




この曲はかなり良い曲だと思います。



昭和５５年　大麻不法所持で逮捕されたポール・マッカートニーを
ポールの大ファンであった桑原、小林が強烈に皮肉った物だと思います。
大傑作です。
後年、小林さんは英国のポールの会社に赴き、ポールにインタビューしています。
その時、ポールは留置場で覚えた「オッスー」を連呼してました。


決して笑えません。これこそ痛烈な戦争に対する
愚かさを音で表した物は無いでしょう。
そして、現在では作れる人は居ないでしょう。



親父がエッチなテープと勘違いした
大人の童謡です。