写真提供 LICHT BURGさん。
時代のせいでしょぅか?「草食系男子」やら
やたら全身を着飾る「装飾男子」が人気のようで
世の中「女性上位バンザイ」
世の男性諸君が「バンザイ」状態では日本に明るい未来はありません。
さて、「男の色気」 ブサイコキモまさが論じる事ではありませんが
俳優さん 歌手でも男の色気を感じさせるスターさんが
余り居なくなりました。
成田三樹夫さん あの強面の俳優さん しかし色気は抜群でした。
趣味が俳句で、そのような知性が顔に出ていて
インテリやくざの凄みなんか他の誰も真似ができません。
若くして亡くなったのが残念です。
さて、写真の鶴田浩二さん。昭和20年代に
美青年スターとして、「明星」「平凡」の人気投票で常に一位。
史上最高のギャラを得て松竹からデビューしますが
東宝に移籍後、三船敏郎とも共演をしますが今一つ個性に欠け
次第に低迷をします。
後に東映に移籍し、高倉健とともに「任侠路線」で火がつき
昭和を代表するスターとして君臨します。
健さんが「硬」だとすると、鶴田は「柔」
健さんが惚れた女性に思いを伝えず「おたっしゃで」と言い残し
殴り込みに行くのに対して、鶴田は「好きだ」と抱きしめてから
殴りこみに行きます。
この二人が共演すると抜群に映画が面白くなりました。
二人のコントラストが一つになった時、映像美に
男の色気 我慢 一気に溢れだし 観客はやんやの喝さいを送りました。
主人公に感情移入 男が男に惚れる まさにこれか
男の色気 勿論、私生活でも多くの女優さんと浮名を流しました。
男が惚れる位なのですから 女が惚れないわけが有りません。
私生活では屈折した家庭環境 生い立ちで
性格的に好き嫌いがはっきりしていて、好む人人にはとことん付き合い
そうじゃない人間には口一つ利かなかったようですが
そう言うところも女性の感性を刺激する一因だったのかもしれません。
デューク・エイセスの吉田一彦さん。
この頃、女性の人気を一手に引き受け「婦人会長」というあだ名が
つけられていました。
昔のデュークのレコードの解説に的を得た言葉が書いてあります。
「女性の脇の下をくすぐる」
女性を抱く時、相手の反応を確かめるため、早々に
パンティーの中に手を入れる男性が居ますが、あれは間違い。
先ず、洋服の上から脇の下に手を置いてみてください。
ドキドキしている女性は直ぐに脇の下に大量の汗をかきます。
多汗症の女性だったら 洪水のように、そうじゃ無い女性でも
凄い汗をかいています。
それは貴方の色気にドキドキしている証なのです。
あそこを濡らさせる男性は多く居ても、脇を濡れさす男性こそ
男の色気の証なのです。
きっと女性はこれから起こる貴方との冒険に心がとろけそうになっています。
優しく耳元で「愛しているよ」と囁いてあげましょう。
そこで「虜」にさせるのが本当の男です。
以前、吉田さんの娘さんである「NON」さんのブログに
私が入れたコメントにこのような事が書かれていました。
この「サンダーバード」に乗って家族で旅行に行った時
所謂チンピラ風情に絡まれたようです。
それはそうでしょう。天下の二枚目で紅白常連のトップスターが
凄い外車に乗って家族旅行。
池部良さんも同じような経験をされていますが
車を叩いたり 蹴ったり しかし吉田さんは
彼らがそれを辞めるまでじっと耐えたそうです。
本来喧嘩が強い吉田さん。
それはグループに迷惑をかけないため 男の我慢をしたのです。
「グループの為に 喧嘩も出来ない 悔しい」と
後でハンドルを叩き捲ったそうです。
本当の男とは何かを守るために何かを犠牲にする事もありますが
解ってくれる人は離れません。
それは正しい 間違い そうじゃありません。
そう言う修羅場にじっと耐える これぞ男の中の男です。
女性に大変失礼ですが、男の方が純情で
過去の事を引きづり 過去の中で生きるように思い
意外と女性の方が打算的なのかなと思います。
いや それは男の中の男が居なくなり
「女々しい」男が増えたせいでしょう?
ですが男は女から生まれます。だから本来女性に勝てる道理はありません。
男は男らしく 男の美学を貫き
常に女性を濡れさす 魅力的な生き方をしようじゃありませんか!!