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Channel: 月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT
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秋の夜長はジャズ・ボーカルで温もりを

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$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT

秋の夜長、グラスワインを片手に、真空管アンプのスイッチを入れ、
タンノイのスピーカーから流れるジャズボーカルに心洗われ・・・・・・

いやいや、本当は狭い寝室、第三のビール風テイスト飲料を飲みながら
ヘッドホンで床に雑魚寝。


今日ご紹介するの、そんな秋の夜長にぴったりな、
そして有名で聞き易く、人気のあるジャズボーカル。

セクシー系 美人系のエロモン満載のジャズボーカルも良いんだけれど
こんな人肌恋しい季節の秋の夜長には罪なレコードは遠慮しました。





「ニューヨークの溜息」と呼ばれるヘレン・メリル
1954年にレコーディングした、コール・ポーター作の名曲。
トランペットは1956年、25歳で交通事故死した天才、クリフォード・ブラウン
アレンジはあのマイケル・ジャクソンをスパースターにした
クインシー・ジョーンズ
日本の青江三奈などに多大な影響を与え、女性ジャズボーカルの
ハスキー路線では最も有名で成功した歌手である。
ジャケットから音がはみ出してきそうな写真も素晴らしい。




1962年、リバーサイドレコード専属時代の
キャノンボール・アダレイ・クインテットがキャピトル・レコードの
ナンシー・ウィルソンの売り出しに一役買った名盤。
キャノンボール・アダレイ・クインテットのみの演奏と
ナンシーのボーカルが交互に楽しめる。
これをきっかけにアダレイはキャピトルに移籍。
今回は映画「南太平洋」で有名なこの曲を!




1963年、インパルスレコードのバリトン・シンガー
ジョニー・ハートマンが同じレコード会社の
ジョン・コルトレーンのカルテットをパックに吹き込んだ不朽の名盤。
何時もとは真逆のコルトレーンのテナーとエルヴィンのドラム。
リリシズム溢れ、端正なタッチのタイナーのピアノ。
歌心溢れるギャリソンのベース。そして素晴らしいハートマンのバリトンボイス。
正直、彼の他のボーカルアルバムでこれ以上の物は無いとも思えるほど
両者の思惑が、音の芸術として昇華、合致した奇跡のセッション。

$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


不肖、月影のまさ、10月18日、44歳を迎えました。
今年も敬愛してやまない、日本最高峰のコーラス・グループ
「デューク・エイセス」の皆さまより、バースデーカードを頂戴いたしました。
心より御礼申し上げます。
デュークは今年の8月で結成57年。
私より13歳年上の素敵なおじ様達です。

音楽に情熱を降り注ぎ、同じ目標に向かって
互いの良い所は勿論、欠点も受け入れ、4人で奏でる
鉄壁のハーモニー、常日頃の鍛錬は我々の想像を絶する物だと思います。

大御所でありながら、芸歴にふんぞり返ることなく
ファン一人一人を大切にするグループの温かさ、人としても尊敬します。
これからも末長くご活躍されますよう、お祈り申し上げます。

尚、私への御祝いコメントは不要でございます。
その代わりと申しては失礼ですが、これからも
「月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT」を宜しくお願いいたします。





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