こんばんは、広能昌三です。
わし 今度ラーメン屋ば開こうと思って兄貴や叔父きに挨拶ばしに来よっとです。
若い者に少ないこずかいで沢山食っても貰おうと思って。
「もしあいつらが飯喰えんようになったら、
あんたらも飯喰えんような体になってもらいますけん。」
山守ラーメン 憎増しラーメン
あん人はワシが土居の親分とったる時
「昌三 ワシの金、全部貯金してお前にやる 組も持たせる」と言うたのに全部嘘でした。
ワシが務所で臭いおかゆの汁啜っているとき、あの外道はお0この汁吸って
財を成したとです。淫売じゃないの。
「そちらとは世界が別で。知らんことには黙っちょれや。」
肉を増したいんじゃが 予算がなくて 山盛りも山守りで堪えてつかあさい。
肉は余らんが、憎さは百倍じゃけん。堪えてつかあさい。
このラーメンで勝負かけちゃる。
「そこらの店、ササラモサラにしちゃれい」
これからチャーシュー作りよるけん、
山守りの腹黒いスープとスケのお汁で最高のだしが出るよって。
「そちらとは世界が別で。知らんことには黙っちょれや。」
あの人は「チンコロ{密告}が得意よったからに チャーシューも
サイコロじゃなくて チンコロのように切り刻んで
炙って 炙って 落としまえじゃ。
「のう、おやっさん。会社員じゃろうが公務員じゃろうとよ、
わしらうまいラーメン食って、
マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの。
それもゼニがなきゃ出来やせんので。ゼニに身体張ろう言うんが何が悪いの」
「後がないんじゃ 早めに開店するけん
山守さん、スープまだ残っとるがいの。」
この記事、2年前の「ニボクラ第一回兄弟盃」の日に
掲載した時、コメント一つも入らなかったのはなんでなんかのー?