かれこれ、20年ぶりの訪問です。
高校生の時、親父の車で「仮免許」の練習をし、その道中親父が
「美味しいラーメン屋さんが有るから行こうと」案内されたのがこの店でした。
「地獄ラーメン」凄い店名に驚きました。
まだその頃はご夫婦のイラストは描かれて無く、もっと違った
雰囲気のお店でした。確かご主人一人だったと思います。
お店に入る前に親父から店主の経歴を聞かされて、弟と顔を合わせ
恐怖に震えました。
弟が「お父さんとラーメン屋のおじさん、喧嘩したらどっちが強い?」と
訳のわからない事を聞くと親父は「柔道の技使ったら
お父さんが強いかも知れないけれど、00出されたら勝てないかな?」
「お父さんと一緒だから大丈夫」と弟に言い聞かせてお店に入り
親父が「こんにちは」と店主に挨拶するとニコニコして挨拶してくれました。
「なんだ 優しいじゃん」でも確かにドスが利いていました。
その時食べた「タンメン」が美味しくて、以降、一人でお店に通って
「タンメン」ばかり食べていました。
20数年ぶりに拝見した店主はかなり丸くなりましたが
オーラは健在でした。
味噌ラーメン 700円
このお店、激辛の「地獄ラーメン」が有名で,辛味も好みに応じて
調整してくれます。喉・胃腸・肛門の粘膜が丈夫な方、お試しください。
私は辛いものは好きですが、その手のサディスティックなラーメンには
興味が有りません。
炒め野菜の中に挽肉、とてもオーソドックスな味噌ラーメンです。
麺は博多風の縮れ極細麺でびっくり。細麺の味噌ラーメンが
珍しい世の中ですが、ここまで細い麺を使っているのも稀だと思います。
スープは甘みの中に辛味がドスのように利いたかなり好みのスープ
「どすこい どすこい」とこあがりでシコを踏んではいけません。
塩分濃度、濃さもかなりの物ですが、とても美味しいと思います。
私の好みに合っています。麺が驚くほど進みます。
総じて美味しい味噌ラーメンでした。
相変わらず店主は終始笑顔で対応してくれましたが
奥さんは全く愛想が無かったのが残念です。
次回は懐かしの「タンメン」すっかり味も忘れましたが
もう一度、青春の味に浸りたいと思います。
懐かしい青春の一頁が出てきました。
この2台に乗る夢を今でも良く見ます。
若い頃から古いもの、人と違ったものが好きでした。
ベンツの頃の写真は、デューク・エイセスの吉田一彦さん
若い頃に雰囲気が似ていると勝手に思っています。