阿賀野市　『幸来軒』

阿賀野市役所安田支所の前にある「幸来軒」さん。
久しぶりの訪問です。

この日は、仕事帰りに久しぶりに安田の食堂で食事したいと思い、
「やまぐち」さん「かねさや」さん、前を通ってみましたが、２０時過ぎだったので閉店。

２１時３０分まで営業しているこのお店になりました。

安田に「麵や力」さん｛現在は新潟市中央区に移転｝が出来る前は
こちらか「不二食堂」で良くラーメンを食べたものでしたが
何年ぶり位でしょうか？

「中華丼」の味は良く覚えていますが、ラーメンは何を食べたのかも
思い出せない位年月が経ちました。

こちらのお店、私の経験から言って「凄くしょっぱい」か
「凄く薄い」ブレが激しく均一じゃ無いという印象が強いです。

「中華丼」は死ぬほどショッパク　ラーメンは薄かった
またその逆が多いです。

五目ラーメン　　　７３０円

塩が強く、醤油が弱い感じのスープ。
激務を終えた体にはやはり薄い。食べる人の体調なのか？
作り手の体調・感性からなのか？

今宵の作り手は私より若い男性　二代目でしょうか？

「不二食堂」も二代目になって味が落ちたと言われていますが
「飲食店の代替わりは危険な橋」とも揶揄されますが
そんな橋は叩いて渡ってほしいです。
食堂の跡取りが減っている現状、食堂ファンとしてはそう思います。

薄味スープにひときわ輝きを見せるのが、塩しょっぱいチャーシューとは・・・・・

海苔　ハーフ茹で卵　かまぼこ　メンマ　コーン　もやし

具材は五目以上の投入量ですが、ラーメンとしては極普通です。

安田と言ったら「のろし」「弁慶」等、若い人が好みそうな
新しいラーメンの波が吹いておりますが、そんな中で
逆にこのようなあっさりした五目ラーメン。

スープを飲みながら　一人店内で

♪しみじみ飲めばしみじみと想い出だけが行き過ぎる
　　　涙がポロリとこぼれたら歌いだすのさ舟唄　♪

なんかとてもセンチメンタルな気分になってきました。

このお店のラーメンも個人的には思い出が有ります。

冗談じゃ無く　本当に切なくなってきました。

こんな私でも　時には感傷的になります。

麺は地元「めんつう」さんなんでしょうけれど
なにか「めんつう」ぽい感じがしません。

かなり細い麺なので、感傷に浸って食べていると早く伸びます。

２６番位になるんでしょうか？

涙がこぼれてきて、丼の中に　1滴　２滴　

ああ　スープの味が丁度良くなりました。

♪　涙君　さよなら　さよなら涙君　また逢う日まで　♪

確かに以前頂いた「中華丼」はしょっ辛い味付けでしたが
今夜のラーメンのスープ　普通はこれが当たり前。

最近、やたら「しょっぱ旨い」「しょっぱさでライスが進む」
本当にそれが美味しいのでしょうか？

「しょっぱ旨い」はお風呂に入る前に、コロンと汗と愛液の匂いが
ゴールドブレンドされ、天然ミネラルでしょっぱい
人妻さんだけで結構です。

このお店、役場の前ですが、あちらこちらに駐車場完備です。
それだけでも素晴らしい事だと思います。

♪しみじみ飲めばしみじみと　♪

あんなに泣いた私が馬鹿でした。

馬鹿野郎！！！