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THE BEATLES 「Stereo Vinyl Box Set」

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$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


私のブログの読者の方で、この手のマニアックな記事を歓迎してくれる方は
あまり居ないと思いますが、書きます。

THE BEATLES 「Stereo Vinyl Box Set」帰宅したら届いていました。

朝の5時に寝て、嫁と娘が出かけたら即起床です。
8時から聴き始めています。
今日は休みなので寝なくても平気です。


とにかく大きくて重い箱で、12キロ近くあります。
二階にあげるまでも一苦労。
これは家族に黙って買ったら大ヒンシュク間違いなしの大きさと重さです。
誰もレコードとは思わないでしょう。

$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


合計、3つの段ボール箱で厳重に梱包されていました。
アマゾンのスタッフ皆さま、お疲れさまでした。
物がモノだけに、ステレオですが、気を使ったと思います。
マニアは少しの傷 痛みもクレームにしますからね。
私はそこまでじゃ無いです。

リマスーCDと見比べてください。圧倒的、所有する喜びを感じます。


$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


LPは一枚一枚シュリンクされています。
ジャケットの写真の鮮明さはオリジナルプレスよりも劣るとはいえ中々良好。
しかし、折り返し、ビニールコーティングされてはいない
通常の簡素な物です。素材も柔らかめ。
どうせなら、手の込んだ昔の仕様で再現してほしかったですね。

$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


これが、全世界5万セット限定の豪華なボックスに付いてくる
美麗にデザインされた全252ページの豪華な本です。


月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT
月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT
月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT
月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT
月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


目新しい、珍しい写真はそんなに多くありませんでしたが
上質なパルプとインクの匂いがたまりません。
やはりこういう豪華な本は手にとって、ページをめくる
電子書籍では味わえない格別の重みがあります。
買って良かったと素直に思いました。
アルバムごとに時系列で掲載されている編集は
アナログBOXに相応しい内容です。
$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


このシュリンク、かなり密封されていて、遊びが全くありません。
と言って、シュリンクを破るつもりはありませんので
カッターで丁重に、探りを入れながら開封します。
ジャケの破損、指の怪我、御注意ください。


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あの「EMI」のオリジナルインナーの復刻を願っていましたが
簡素な通常の物でした。がっかりですが仕方が有りませんね。
こういうの、言ったらきりが有りません。



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真空管のパワーアンプと、マランツのコントロールアンプを暖気運転。
整流管は「5R4GY」



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中音域を軽く持ち上げ、いかにもアナログらしい
音の再現を試みます。

$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


この「プリーズ・プリーズ・ミー」が発売された当初のレーベルは
「ゴールド・パロフォーン」と呼ばれるもので
以降の「イエロー&ブラック・パロフォーン・レーベル」への
移行時期と重なり、極初期のプレスにしか存在せず
最低10万円はする希少価値があるレコード。
流石に本物は見た事も触った事も無いけれど
なにか「風格」と言う物が伝わって来ない。
復刻だから仕方がないのか?何か違うんだよね。




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1 - 2 - 3 - 4 !

Well, she was just 17,


鳴り出しましたよ。第一印象は「もっと高域に伸びや華やかさが有っても良いかな?」
CDと繰り返し聴き比べましたが、大きな違いは感じませんが
やはりボーカルは良いですね。
しかし、リンゴのドラムなんかCDの方が綺麗に鳴りますね。不思議。
鳴ると言ってもハイハット シンバルじゃなくてスネアですね。
アナログの方が「らしい」ですが。
整流管を変えて聴いてみます。

やはりジャケットから取りだし、埃に気を使い、盤を傷付けないよう
そっとターンテーブルに載せ、針圧を確認し、静かに針を降ろす
神聖に音楽世界に踏み入れる前の儀式ですよ。
カタルシスです。


$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


それで、ドイツの70年代のステレオ盤を取り出して
聴き比べたのですが、もう全然良いですね。
音の張り出し方、エコーを含む空気感 ボーカルの押し出し
リンゴのトップシンバルの心地よい響き。
どうしてこんなに違うのか?届いて早々に文句がましいですが
やはり古い良質のカッティング プレスのLPには敵いません。
困った物です、これがマニアと言う物です。
それでも、今回のこのLP、最終溝の「ツイスト・アンド・シャウト」でも
音の歪みや音が甘くなる傾向は一切ありませんでした。
盤質も完璧なレベルではありませんが、外国プレスにしては
気配りがされていて納得できる範囲です。
180gの重量盤ですが、ヴァージンビニールではないですね、恐らく。

しかし、このセットは良いです。
38000円????安いじゃないですか!!!
買って良かった。大満足。
これから順に聴いて行きます。

しかし、CDと同じく、曲と曲の間が4秒!!!!
オリジナルは7秒です!!余韻が無さ過ぎ。これは改善してほしかったな。

さて 支払いは 誰が払ってくれるのかな????




このアルバムはビートルズの英国でのデビューアルバムで
1963年3月22日にモノラルが、4月22日にステレオ盤が発売された。
1962年に録音済みだった、「アスク・ミー・ホワイ」
「プリーズ・プリーズ・ミー」「ラヴ・ミー・ドゥ」「P.S.アイ・ラヴ・ユー」以外は
1963年2月11日の1日で録音された。
休憩時間もリハーサルに費やすほどの熱意に、プロデューサーの
ジョージ・マーティンも驚いたと言う。
シングル「プリーズ・プリーズ・ミー」の大ヒットを受け
発売後全英1位を30週連続記録した。
このアルバムを蹴落として1位になったがローリング・ストーンズの
デビューアルバムであった。

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