１９８０年 ５年間の沈黙を破ってレコーディングを再開し
「(Just Like) Starting Over」と再出発を高らか宣言した
【ジョン・レノン】
奇しくも、同年１２月８日、ニューヨークの自宅「ダコタ・アパート」の
前の駐車場で、４発の銃弾によって四〇歳の生涯を終えました。
１９８１年からスタート予定だった「ワールド・ツアー」の
最初の開催地が「日本」の予定でした。
ジョン・レノンは生前、お忍びで何度も日本に来ています。
「お忍び」と言っても、ファンの目を避けるように
行動するのではなく、堂々と自転車に乗って買いものに出かけたり
スーパー 量販店 動物園
東京では「ジョン・レノンに似た変なガイジンが出没している」と
話題になったほどです。
「なんでも鑑定団」でお馴染みの、北原照久さんは、子供さんを連れて
東京の電気店で買い物をしている時、ジョンとヨーコ 息子のショーンと遭遇。
ビートルズの大ファンだった北原さんは、勇気を持ってジョンに声をかけると
ジョンは北原さんの子供さんを抱き上げてくれたそうです。
そこには元ビートルズ ロックスター 政治 平和運動で
ピリピリしていたジョン・レノンではなく、父親・夫として
極普通の「人間・ジョン・レノン」でした。
オノ・ヨーコが日本人である前に、美術学校の生徒だったジョンは
東洋芸術・思想に深く興味を持っていました。
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
１９７１年 京都にて
１９６９年のビートルズのジョンの作品「アクロス・ザ・ユニバース」
これは松尾芭蕉にインスパイアされて作ったのは有名。
昭和４６年１月１３日から２１日に訪日した際は
歌舞伎座で中村歌右衛門の「隅田川」を鑑賞。
６代目の中村歌右衛門が、子供の死を知って泣き崩れる母親の悲しみを演じていました。
ジョンは終始ハンカチで涙を拭いながら鑑賞していたと言います。
終焉後、楽屋の歌右衛門の元を訪れ、親交を深めました。
それが縁で、１９７５年、エリザベス女王の前で
歌舞伎を演じる歌右衛門の英国公演を支援しました。
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
１９７７年から１９７９年は毎年夏に訪日しました。
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
１９７７年 上野動物園を訪れた際は、修学旅行生が
「ジョン・レノンだ」と大騒ぎになったとそうです。
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
東京での宿泊先の「ホテル・オークラ」のプールで
２歳の息子「ショーン」と。
現在「ホンダ フリード」のCMに出演中。
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
そして、家族の安息地「軽井沢」
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
幼い頃、両親に捨てられ、また前妻との家庭生活も上手く行かず
家族と言う物を知らずに育ったジョンは５年間
音楽活動を休止。仕事はヨーコにまかせ
家事と育児に専念しました。
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
写真右はヨーコの母親。
ヨーコの母方の曾祖父は「安田財閥」現在のみずほフィナンシャルグループ創設者で、暗殺された[安田善次郎]
名家出身の超お城様なのである。
「万平ホテル」に滞在し、湯川れい子 東芝の石坂ディレクター
[現・ユニバーサル・ミュージック社長]
内田裕也・樹木希林夫妻等
親しい人を招いてはパーティーなどをして楽しんだそうです。
軽井沢の喫茶店でコーヒーを飲んでいる時
有線放送から流れて来た、サザンオールスターズの
「勝手にシンドバット」の♪ラララ ラララ ラララ♪を
後追いで口ずさんでいました。
暗殺される数日前、ラジオのインタビューと言う事で
湯川れい子と電話で話したジョンは
「れい子 来年も日本に行くからまた逢おう」
「ジョン 楽しみにしているから ヨーコによろしく」
湯川がジョンと最後に交わした言葉でした。
「ラヴ」は日本の俳句に触発されて書いた曲。
ラップの先駆け的な事をビートルズ時代から発表していた
ジョンが簡潔な言葉で「愛」を語っています。
Love is real, real is love,
Love is feeling, feeling love,
Love is wanting to be loved.
愛は真実 真実が愛
愛は感じること 愛を感じること
愛は思うこと 愛されたいと思うこと
Love is touch, touch is love,
Love is reaching, reaching love,
Love is asking to be loved.
愛は触れること 触れることが愛
愛は伸ばすこと 愛に手を伸ばすこと
愛は頼むこと 愛してくださいと頼むこと
Love is you, you and me,
Love is knowing we can be.
愛は君 君と僕
愛は知ること 僕達が愛になれることを
Love is free, free is love,
Love is living, living love,
Love is needing to be loved.
愛は自由 自由が愛
愛は生きること 愛を生かして生きること
愛は必要であること 愛される必要があるということ
ピアノはプロデュースの【フィル・スペクター】
皮肉にも彼は現在、自宅で女優ラナ・クラークソンを射殺した容疑で
禁固19年の判決が言い渡され、現在はカリフォルニア州立刑務所の
薬物中毒治療施設に収監されています。
おまけ
![$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT]()
１９６６年 ビートルズとして日本に初来日したジョン。
「ヒルトン・ホテル」の彼らの部屋を訪れた「ミュージック・ライフ」
編集長の星加ルミ子はジョンに「日本のギッズに人気のある物は」と
尋ねられ「キッズ」を若者ではなく、小さな子供と勘違いした
星加は、赤塚マンガの「おそ松くん」の「シェー」を
思い出しポーズを決めるとジョンも真似をしたと言う。
その時、ジョンがどう思ったのかは知る由もない。
「(Just Like) Starting Over」と再出発を高らか宣言した
【ジョン・レノン】
奇しくも、同年１２月８日、ニューヨークの自宅「ダコタ・アパート」の
前の駐車場で、４発の銃弾によって四〇歳の生涯を終えました。
１９８１年からスタート予定だった「ワールド・ツアー」の
最初の開催地が「日本」の予定でした。
ジョン・レノンは生前、お忍びで何度も日本に来ています。
「お忍び」と言っても、ファンの目を避けるように
行動するのではなく、堂々と自転車に乗って買いものに出かけたり
スーパー 量販店 動物園
東京では「ジョン・レノンに似た変なガイジンが出没している」と
話題になったほどです。
「なんでも鑑定団」でお馴染みの、北原照久さんは、子供さんを連れて
東京の電気店で買い物をしている時、ジョンとヨーコ 息子のショーンと遭遇。
ビートルズの大ファンだった北原さんは、勇気を持ってジョンに声をかけると
ジョンは北原さんの子供さんを抱き上げてくれたそうです。
そこには元ビートルズ ロックスター 政治 平和運動で
ピリピリしていたジョン・レノンではなく、父親・夫として
極普通の「人間・ジョン・レノン」でした。
オノ・ヨーコが日本人である前に、美術学校の生徒だったジョンは
東洋芸術・思想に深く興味を持っていました。
１９７１年 京都にて
１９６９年のビートルズのジョンの作品「アクロス・ザ・ユニバース」
これは松尾芭蕉にインスパイアされて作ったのは有名。
昭和４６年１月１３日から２１日に訪日した際は
歌舞伎座で中村歌右衛門の「隅田川」を鑑賞。
６代目の中村歌右衛門が、子供の死を知って泣き崩れる母親の悲しみを演じていました。
ジョンは終始ハンカチで涙を拭いながら鑑賞していたと言います。
終焉後、楽屋の歌右衛門の元を訪れ、親交を深めました。
それが縁で、１９７５年、エリザベス女王の前で
歌舞伎を演じる歌右衛門の英国公演を支援しました。
１９７７年から１９７９年は毎年夏に訪日しました。
１９７７年 上野動物園を訪れた際は、修学旅行生が
「ジョン・レノンだ」と大騒ぎになったとそうです。
東京での宿泊先の「ホテル・オークラ」のプールで
２歳の息子「ショーン」と。
現在「ホンダ フリード」のCMに出演中。
そして、家族の安息地「軽井沢」
幼い頃、両親に捨てられ、また前妻との家庭生活も上手く行かず
家族と言う物を知らずに育ったジョンは５年間
音楽活動を休止。仕事はヨーコにまかせ
家事と育児に専念しました。
写真右はヨーコの母親。
ヨーコの母方の曾祖父は「安田財閥」現在のみずほフィナンシャルグループ創設者で、暗殺された[安田善次郎]
名家出身の超お城様なのである。
「万平ホテル」に滞在し、湯川れい子 東芝の石坂ディレクター
[現・ユニバーサル・ミュージック社長]
内田裕也・樹木希林夫妻等
親しい人を招いてはパーティーなどをして楽しんだそうです。
軽井沢の喫茶店でコーヒーを飲んでいる時
有線放送から流れて来た、サザンオールスターズの
「勝手にシンドバット」の♪ラララ ラララ ラララ♪を
後追いで口ずさんでいました。
暗殺される数日前、ラジオのインタビューと言う事で
湯川れい子と電話で話したジョンは
「れい子 来年も日本に行くからまた逢おう」
「ジョン 楽しみにしているから ヨーコによろしく」
湯川がジョンと最後に交わした言葉でした。
「ラヴ」は日本の俳句に触発されて書いた曲。
ラップの先駆け的な事をビートルズ時代から発表していた
ジョンが簡潔な言葉で「愛」を語っています。
Love is real, real is love,
Love is feeling, feeling love,
Love is wanting to be loved.
愛は真実 真実が愛
愛は感じること 愛を感じること
愛は思うこと 愛されたいと思うこと
Love is touch, touch is love,
Love is reaching, reaching love,
Love is asking to be loved.
愛は触れること 触れることが愛
愛は伸ばすこと 愛に手を伸ばすこと
愛は頼むこと 愛してくださいと頼むこと
Love is you, you and me,
Love is knowing we can be.
愛は君 君と僕
愛は知ること 僕達が愛になれることを
Love is free, free is love,
Love is living, living love,
Love is needing to be loved.
愛は自由 自由が愛
愛は生きること 愛を生かして生きること
愛は必要であること 愛される必要があるということ
ピアノはプロデュースの【フィル・スペクター】
皮肉にも彼は現在、自宅で女優ラナ・クラークソンを射殺した容疑で
禁固19年の判決が言い渡され、現在はカリフォルニア州立刑務所の
薬物中毒治療施設に収監されています。
おまけ
１９６６年 ビートルズとして日本に初来日したジョン。
「ヒルトン・ホテル」の彼らの部屋を訪れた「ミュージック・ライフ」
編集長の星加ルミ子はジョンに「日本のギッズに人気のある物は」と
尋ねられ「キッズ」を若者ではなく、小さな子供と勘違いした
星加は、赤塚マンガの「おそ松くん」の「シェー」を
思い出しポーズを決めるとジョンも真似をしたと言う。
その時、ジョンがどう思ったのかは知る由もない。