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Channel: 月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT
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新潟市江南区 『大衆酒場 白浜屋』

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$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


この経年変化したアタンが何とも言えない風情を醸し出している
「白浜屋」さん。


周りは変わった。曽野木団地の仲間の家も区画整理で移転してから
最近この辺りには滅多に来ないけれど、やはり懐かしい。


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勿論、お店の事は前から知っている。「から揚げラーメン」が名物と言う事も。

開店は11時30分。所用を切り上げさせてもらって車を走らせお店に向う。
到着は11時35分。しかし、既に駐車場は満車。

お店のドアを開けるとカウンターは即に満席。

講談師の様な声に張りが有り、滑舌の良い店主と奥さん、
その息子さんの3人で切り盛りされているようだ。

「どうぞ 御座敷に」と案内され、1人テーブルでゆっくりさせていただく。
その瞬間「何食べますか?」とご主人に聞かれ、
学校の授業は予習・復習は一切しなかったけれど、ネット社会の恩恵、
初訪問するお店は予習する事が多く「ワンタンメン」とお願いする。

ネットで復讐するは言語道断!!

大衆酒場の名にふさわしく、お店とお客の境界線が無い、
屋根のある大きな屋台、そんな言葉が似合いそうなお店。

ご主人のトークは滑舌の良さも手伝って、漫談の様である。


わんたんめん  790円

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お店で感じたのは、から揚げラーメンの次に人気が有るのが
この「わんたんめん」悔しいかな、それプラス、から揚げも注文している。

大きめな器、並々と盛られたスープ。
塩醤油系のあっさり、スッキリしたスープ。
濁った感じが無く、さっぱりしている。
鶏ガラメインに豚ガラ・煮干し 少しの生姜が程良く映える。

ワンタン好きでも、お店のワンタンは中々好みの物に出会えない。
しかし、こちらのワンタン、肉がたっぷり入っていて
とても大きいワンタン。全く肉臭い感じはせず
もっちりした皮、ギュッと旨味が詰まった餡にラーメンとの
マッチングも予想以上に好感触。

チャーシューは厚みのあるバラの柔らかい、ホロホロチャーシューが
かなりの量が惜しみなく入っていて、噛めば噛むほどではなく
口に入れた瞬間、美味しさが肉から独り歩きし、肉が
後からお口から食道に通って行くようなタイムラグ感覚が楽しい。

メンマにほうれん草、「バカボン」のほっぺを
思い出させるナルト。

お昼 ランチタイム。しかし、こちらはランチと言う言葉じゃ無く
「まんまの時間」そんな言葉が似合いそうな空間。

お客さんは店主と話すのが楽しいと言った感じで
店主もお客を無理に笑わせようと言った小細工はせず
それが一切うるさく感じないほど。きっと頭の回転の速い人だと思われる。

会計時、息子さんが対応してくれたが、我が弟と瓜二つで驚いた。

弟は自営なので、景気が悪くなってアルバイトでもしているのかと思ったほど。
その息子さんも御父さんの背中を見て育ったと思われる出来た息子さんである。



$月影の宵/IN THE EVENING BY THE MOONLIGHT


きっと今、外観を一新したらブーイングは必至だろう。
変わらないから良い物が世の中には沢山ある。

それを現代人は忘れているだけであって
このお店に来ると思いだせるかもしれない。
解らないなら行ってみるといい。

基本的にラーメンは物凄く好みで美味しかった。
それプラス何かがスパイスとして働いた事は間違いない。

愛されるのには理由がある。
外観が綺麗でも中は汚い物が沢山ある。
本質を見抜く力を忘れてはいけない。
そんな事を強く感じさせてくれたお店だった。

ご馳走様でした。


新潟市江南区鐘木633-1 
☎025-284-5501

営業時間
11時30分~14時、
17時30分~22時

定休日 月曜、第3日曜

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分類的にはファンキー・ジャズのカテゴリーに分類される
『ジュニア・マンス』が60年代初頭『リバーサイド』に
残したトリオアルバム2枚。

「ビッグ・チーフ!」は61年の録音。
高速に展開する『コール・ポーター』の「ラヴ・フォーセール」は
彼のファンキーピアニストの面目躍如。
一転してバラードの「ザ・シーズンズ」を聴けば
彼がファンキー一辺倒ではなく、思慮深い、重厚な響きも
奏でられる才人である事を証明している。

「ハッピー・タイム」は翌年の62年の録音。
ベースはデビュー間も無い「ロン・カーター」
今やベースの巨匠とも言われるカーターだが、
この演奏を聴くと、同時代の巨人『ポール・チェンバース』
『サム・ジョーンズ』『ダグ・ワトキンス』と比べると
音程もピッチも悪く、心細い。
終始マンスの演奏は快活でウキウキしている。
ミッキー・ローカーのドラムも活きが良い。







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