田上町『ずか食堂』
母校の『加茂暁星高校』で事務職をされた後、
『長崎ちゃんぽん」が有名な、旧・新津市(現・新潟市秋葉区)の
「おばなや本店」で昭和44年から、後に五泉市の「おばなや支店」
(閉店・現在は娘さんが『ハイジ』で御両親のDNAを引き継ぐ)で
修業され、昭和47年、この地に「すが食堂」を開店された
小野塚店主の作る「長崎ちゃんぽん」の実力とは????
誰かお試しを・・・・・・
えええ 誰も居ないの?
誰もやらなきゃ俺がやる!!
長崎ちゃんぽん 900円
大きめの平たいお皿に並々とした熱々のスープに、炒め野菜・豚肉・
海老・いか・あさり等の具材がたっぷり。
「長崎ちゃんぽん」と言ったら、「さつま揚げ」が定番。いと嬉し。
師匠筋のちゃんぽんとは見た目からして、かなり雰囲気が違う。
「これは!!」と自ずと期待が高まる。
スープから行くべきか?麺から行くべきか?
熱々とした煮えたぎるようなスープが冷めないうちに・・・・
ご麺なさい。
解りやすく言うと、「濃厚塩豚骨」系の塩が前面に出たガッチリスープに
炒めた具材の旨味エキスが濃縮され、口に入れた瞬間
弾け出す 美味しい旋律を鮮烈に、溢れ出る情熱を全身で表現し、
タクトを振るカラヤン?バーンスタイン?佐渡裕?
思わずレンゲを振りながら「旨い」と唸ってしまった。
麺である。メンデルスゾーン。カラヤンなら序曲『静かな海と楽しい航海』を
どう料理するのだろう?
丼が船で、スープが海 そこにくつろぐ、麺と具材。
方向性が間違って、いつしか♪イエロー・サブマリン♪の合唱になってないと良いが。
やはりこのような、「太くて もっちり」の麺が長崎ちゃんぽんに良く似合う。
噛んでみると意外に柔らかい 弾力的な魅力は無いが
太くても食べやすいのは、御高齢の方を意識してか?
ここは長崎でも無い、新潟県南蒲原郡田上町である。
きっと長崎の人が食べたら「違う」と言うかもしれない。
「面白い」と言うかは解らない。
正確に言えば「豚骨塩タンメン」系に属すると思う。
しかし、これは「ずか食堂」の「長崎ちゃんぽん」
良いではないか?
富山ブラックを新潟流にアレンジしている某人気イケメン店主の
ブラックラーメンを「本場と違う」と言うのと同じ。
「郷に入れば郷に従え」
NHKの小郷知子アナはなんであんなに美しいのか?
しかも、隠れ巨乳らしい。
田上の某ブロガーさんに「小郷アナの旦那さん 羨ましい」と話したら
「旦那は別の女とやってるぜ」と夢の無い発言。それが現実でも
せめてラーメンだけは夢を持って とんぶりを持って 堪能したい。
小郷アナの旦那さん、「小郷に入れば小郷に従え」ですよ。
他の男性にアナ、奪われますよ。
店主は長崎の人ではない。本場長崎で修行されたのではない。
これは「田上ちゃんぽん」新津の師匠筋とも違う趣。
ラーメンにカテゴリーはあるけれど、境界線は無い。
それは人々の心と一緒。
何時か地球が、人々の心が一つになって、戦争も内戦もテロも怒らない
平和な世界が訪れますように、と願いながら
格別なちゃんぽんを堪能した。
炒め野菜のシャキシャキ感と最後まで熱々の極旨味 旨美スープ。
秀逸なる一杯であった。
こちらが師匠筋の「長崎ちゃんぽん 大盛り 800円」である。
スープからして違うのがお解りいただけると思う。
どちらかと言えば、こちらの方が「らしい」。
後はお好みで。
「ずか食堂」の長崎ちゃんぽんが気になっていた方
御満足されましたでしょうか?
田上町大字坂田
0256-52-2511
営業時間
11:00~21:00
定休日 木曜日
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